受付中
文系教科研究会(外国語)「研修会」 「実践研究入門 ―実践の理解と改善のために―」

新年度が始まってしばらく経つと、授業内での悩み事や課題が見えてくる頃合いではないでしょうか。教科書の改訂や生成AIの発達など、授業環境の変化への対応は実に難しいものです。しかし、ご自身の「もやもや」した気持ちを言語化し、問いを立てて悩みにアプローチできる方法を学ぶことは、今後の教師人生の大きな助けになるかと思います。

今回の研修では、長年の言語教師教育の実績を有する青山学院大学の髙木先生をお招きし、授業改善に活用できる「実践研究」の手法を紹介していただきます。研修会では授業における悩み事に関するディスカッションを行った上で、問題の本質に迫り、授業改善につながるテーマを発見するグループワークを行う予定です。実践研究について初めての方でも、分かりやすいご講演と温かい雰囲気のグループワークですのでご安心ください。今後の中高の教育現場で活かせるように、表面的ではない解決策を皆様と共有していきたいと存じます。校務ご多用かと思いますが、先生方の参加をお待ちしております。

日時

令和6年6月28日(金)18:00~20:00(受付開始17:30~)

会場

アルカディア市ヶ谷(私学会館)会議室

講師

青山学院大学教育人間科学部 教授 髙木 亜希子 先生
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青山学院大学教育人間科学部教授、青山学院英語教育研究センター長。エクセター大学大学院博士課程修了(教育学博士)。早稲田大学語学教育研究所、獨協大学、大阪教育大学等を経て現職。高等学校検定教科書Power Onシリーズ(東京書籍)編集委員。専門分野は、言語教師教育。著書に、『英語教師のための実践研究ガイドブック』(大修館書店・共編著)、『はじめての英語教育研究:押さえておきたいコツとポイント』(研究社・共著)、『「教師の自己評価」で英語授業は変わる―J-POSTLを活用した授業実践』(大修館書店・共編著)などがある。

内容

(講師より)
実践研究は、教師の実践の理解や改善を目的とした体系的な探究の方法の一つであり、教師の成長につながるものです。日頃の実践の営みの中で、無理なく実践研究に取り組めるように、実例を紹介しながら、実践研究の意義や方法について理解を深めます。参加者の皆さんの実践上の悩みや課題から研究の問いを絞っていく方法もご紹介します。

定員

40名(申し込み順 ⇒ 定員になり次第締め切ります)

参加費

無料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)

申込方法

6月21日(金)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。

実施案内 


参加申込みフォーム


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