【研究所ブログ第61回】英語教育における生成AIの活用と展望
文系教科研究会(外国語)「研修会」英語教育における生成AIの活用と展望
令和7年6月16日(月)開催
詳しくは→https://k.tokyoshigaku.com/seminar/bunkei/foreign-language39.html
近年、生成AI(Generative AI)は日本の教育分野においても注目され、東京都が都立学校に「都立AI」を導入するなど、教育現場での活用が進んでいます。文部科学省も次期学習指導要領を見据え、教育の質を向上させるためにAI技術を活用することを目指しており、生成AIは今後の教育のあり方を大きく変える可能性を秘めています。
こうした動きを踏まえ、本研修会では、次期学習指導要領や東京都のAI導入の流れに先駆けて、AIの使い方を学ぶだけでなく、英語教育の専門性を深めるための活用方法についても探求します。今回は、月刊『英語教育』で「生成AI活用術研究所」などの連載を持たれている豊嶋正貴先生をお招きし、生成AIの基本的な概念から英語の授業への具体的な応用方法までを講演して頂きます。
生成AIを活用することで、創造的な課題解決や生徒の学習サポート、教員の業務効率化がどのように変化していくかを、実感していただける内容となっています。さらに、AIを活用することで、言語習得のプロセスをより深く理解し、効果的な指導法を構築することが可能になります。東京都の「都立AI」の導入をはじめ、教育現場でのAI活用が加速する中で、英語教育における具体的な事例や導入方法を通じて、今後の教育における生成AIの活用について、参加者の皆様と共に考えを巡らせる機会となれば幸いです。