【研究所ブログ第54回】ミドルリーダーの力 自己研鑽と組織づくり
令和7年3月25日(火)~26日(水)、ミナカ小田原コンベンションホールで、「私学教員のための組織マネジメント研修」を開催します。テーマは「自分の理念に気づき、グループダイナミックスを学ぶ」。
詳しくは→https://k.tokyoshigaku.com/seminar/chukensha/mainstay26.html
企業のような組織と違い、学校組織の大部分は教師が運営します。教師は学びの教室とその教育環境全体をデザインする教師力を有します。学びの教室では、教科の専門性と生徒の意欲を引き出したり学び続ける情熱を支援する組織づくりのマインドとスキルが必要です。
クラスによって学年によってチームメンバーである生徒の個性は違います。専門性を活かした知識の体系や思考力のスキルを共有するための方法は、生徒一人ひとりによって違います。また、教室のチーム作りによって、それも変わります。
学校の場所や建物は変わらなくても、その中で作られる精神的空間や時間は日々ダイナミックに変化しています。
この変化に押し切られるのではなく、マネジメントする教師の力量は、常にアップデートする必要があります。同時に教室だけではなく、学校組織も常に柔軟にそれでいてミッションとパッションを失わないように挑戦し続ける冒険する組織であり続ける必要があります。
そのためには、トップダウンを適切に組織全体で共有すると同時に、ボトムアップを活力ある組織のエネルギーとしてマネジメントするマインドとスキルが必要です。自己研鑽をしながら柔らかく強い組織づくりの方法をいっしょに対話して見出しましょう。