【研究所ブログ第50回】SELとプロジェクトの関係性
令和7年3月14日(金)、アルカディア市ヶ谷(私学会館)で、「学校のなかにプロジェクトを作ろう!」セミナーを開催します。
詳しくは→https://k.tokyoshigaku.com/seminar/project/project16.html
学内で10年あまり続けてきたプロジェクトを創ってきたお二人の先生に実践報告をして頂き、まずはグループディスカッションをします。
10年という間に学内の中にコミュニティーが広がりカルチャ―が浸透してきた実践の中には、学内外の人間との関係づくりの苦労と躍動の連続があったことでしょう。その時間の流れで、お二人の先生は、自分のあふれる気持ちに向き合い、セルフマネジメントしながら、多くの人を巻き込み、その渦の中で生徒と共に自分たちも周りも変容していく状況を生み出し感動していったことでしょう。
グループディスカッションでは、学校の中にプロジェクトを根付かせていく際の気持ちの揺れ動きや様々な関係性について対話していくことができると思います。そしてその向こうに教師と生徒と世界のつながりが現れてくるとき感動し共感することもできるでしょう。
そのようなコンコンと何かが湧き出てくるプロジェクトづくりの報告と対話に下向依梨さんが寄り添いフィードバックをしながら講演をします。
初めから講演の内容が決まっているのではなく、実践報告とグループディスカッションの様子を観察したうえで、下向さんはご自身の数多くのSELのプロジェクトの経験から気づきを紡ぎ、先生方自身も気づかない新しい価値を発見するワクワクするセッションになるでしょう。
おそらくプロジェクトは、参加者が自分の気持ちに向き合い、それができる心理的安全の空間を創っていく作業から始まるはずです。そしてそのプロジェクトにかかわる人間やツールとの関係がいろいろな世界を広げていくスリリングなコミュニティー活動になっていくことでしょう。
ぜひ共に躍動感を生み出すSELスキルを見つけましょう。