受付中
プロジェクト部会「実践報告会・講演会」 「学校のなかにプロジェクトを作ろう!」
毎日イキイキと学校で過ごしていますか? 屈託なく穏やかな気持ちで仕事に励んでいますか? 誰かや何かのせいにして、不満だらけで、その結果、周囲まで暗い気持ちにさせていませんか?
自分の気持ちや状況を変えられるのは自分だけではないでしょうか。誰かが手を差し伸べてくれたり、環境を変えてくれるのを待っていても、何も変わらないのではないでしょうか。
皆さん、教員を目指したときに、熱い思いや高い志を持っていたはずです。その思いを「学校」という組織で働き暮らすうちに見失ってはいませんか。確かに、組織の論理や力学に縛られることはあるかもしれません。しかし、それらは、絶対的なものなのでしょうか。考え方や見方を変え、自ら行動を起こすことで、何かが変わる可能性があるのではないでしょうか。
私立学校の原点は、創設者の思いや志に基づいた「私塾」にあります。そのこと踏まえると現代においても一人一人の先生の思いや志、それに基づいて行動する事は私立学校にとっては重要なことといえるでしょう。
そこで、先生方が志や思いを取り戻し、それを形にすることで、自分自身も同僚も、生徒や学校も明るい雰囲気に変えていくことを目指して「学校のなかにプロジェクトを作ろう!」という研修会を企画しました。
研修会では2名の先生方にそれぞれの志や思いをもとに立ち上げたプロジェクトについて、実践報告をしていただきます。また、講師としてお招きする下向先生には、実践報告への講評やグループ・ディスカッションへの所感を交えながら、「教員のチャレンジ」をテーマにご講演いただく予定です。
ぜひご賛同、共鳴いただける先生が1人でも多くご参加くださることをお待ちしています!
日時
令和7年3月14日(金)18:00~20:15(受付17:30~)
会場
講師
- 株式会社roku you 代表取締役 下向 依梨 氏
大阪府生まれ。慶應義塾大学総合政策学部へ入学後、社会起業家について研究。在学中に、社会起業家育成のパターン・ランゲージを開発、出版。その後、米国・ペンシルベニア大学教育大学院で発達心理学において修士号を取得。帰国後は東京のオルタナティブスクールに勤務。2019年に株式会社roku youを沖縄県にて設立、代表取締役に就任。SEL(Social Emotional Learning /社会の情動の学び)を基軸に、全国延べ100校以上の学校改革や総合的な探究の時間に関わる。『21世紀の教育 子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点』(ダニエル・ゴールマン、ピーター・センゲ、井上英之(監修、翻訳))/ダイアモンド社)の解説を担当。著書に『世界標準のSEL教育のすすめ「切りひらく力」を育む親子習慣:学力だけで幸せになれるのか?』(小学館)がある。一児の母。
演題
【実践報告①】本郷中学校・高等学校 横尾 朗大 先生
『応援団創設プロジェクト』
運動会で有志が行っていた応援合戦の指導を依頼され、10年あまりかけて委員会から部活動へと組織化と体系化を図る。いまでは同校を代表する特色ある活動として注目を集めるまでになっている。
【実践報告②】成蹊中学・高等学校 楊 彬 先生
『「震災復興パート」の設置』
東日本大震災後、被災地の和菓子屋支援の活動を立ち上げ。その後学校の正式なプロジェクトに移管し10年間継続。その活動は、有志の生徒、若手教員の人材育成の機会ともなった。 「第19回がんばれ先生!東京新聞教育賞」を受賞。
【グループディスカッション】
自校で挑戦したい取り組みはありますか?
現在進行中の困りごとや、立ち上げたいプロジェクトなど自由に語りましょう!
【講演】下向 依梨 氏
実践報告への講評や、グループディスカッションへの所感も織り交ぜながら、「教員のチャレンジ」についてご講演いただきます。
定員
30名(申し込み順 ⇒ 定員になり次第締め切ります)
参加費
無料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)
申込方法
3月11日(火)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。