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生徒指導研究会「生徒支援のためのリスクマネジメント講座」 21世紀型の生徒指導・生徒支援を目指して

多くの学校で分掌・組織として設けられております「生徒指導部」や「生活指導部」は、生徒にまつわる様々な問題を解決することを中心とした「問題解決的」な位置付けとなっており、生徒と接する現場の先生方は、次々に発生する問題への対処に追われる日々を送っていらっしゃることと存じます。一方で、21世紀型教育を志向するこれからの学校教育という視点では、従来のような「分掌・組織別」で「問題解決的」な生徒指導にとどまらず、生徒一人一人に一層目を向け、先生方が分掌・組織を超えてチームで寄り添い、生徒の自発性・主体性・自律性を育んでいくような支援が求められるものと存じます。そこで、今年度の生徒指導研究会では、私学経営上の視点というよりも、むしろ現場の先生方による生徒支援のためのリスクマネジメントを学んでまいりたく、数多くの私学を支援されてこられました、「学校リスクマネジメント推進機構」代表の宮下賢路氏をお招きし、2つの講座に分けてご指導いただくことといたしました。

本研修では、講座Ⅰにおいては「リスクの評価の方法を学ぶ」を、講座Ⅱでは「学内の現在のリスクについての分析」を主な内容として実施いたします。各講座とも、宮下先生の講義だけでなく、学校を越えた情報交換・意見交換の時間も設け、現場に根差した研修にしてまいりたいと存じます。

本研修へのご参加が、東京私学の先生方にとって21世紀型の生徒指導・生徒支援の在り方を考えていく契機となることを願いつつ、多くの先生方の参加をお待ちしています。

日時・内容

講座Ⅰ 令和4年10月19日(水)18:00~20:00(受付開始17:30~)

「リスクの評価の方法を学ぶ」

講座Ⅱ 令和4年11月25日(金)18:00~20:00(受付開始17:30~)

「学内の現在のリスクについての分析」

※両講座のご参加が望ましいですが、どちらか一方のご参加もお受けいたします。
(講座Ⅱの研修内容につきましても、講座Ⅰへの出席を前提としないよう配慮いたします)

会場

アルカディア市ヶ谷(私学会館)会議室

講師

宮下 賢路 氏

(学校リスクマネジメント推進機構 代表、レリーフポイント株式会社 代表取締役)
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大学卒業後、危機管理会社の取締役として、主に国際イベントの警備や外資系不動産投資ファンドグループが扱う全国の多様な物件の危機管理・苦情対応業務に従事。その後、国内大手危機管理会社にて不祥事の調査や発生時の危機対応、防止策の指導等を担当。グロービス・マネジメント・スクール、経済同友会起業フォーラム(第一期生として選抜)を経て、レリーフポイント株式会社を設立。現在、学校リスクマネジメント推進機構を設立し、教育委員会や私立・公立学校等に対し、危機の発生防止策及び発生時の対応などの実務支援や全国各地での教職員向けの研修等を行なっている。

定員

80名

参加費

無料

申込方法

10月7日(金)までに東京私学教育研究所HPにてお申込みください。
※但し、座席の余裕に応じて、講座Ⅱのみ 11 月 18 日(金)まで受け付けます。

実施案内 


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