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理数系教科研究会(理科・物理)「研修会」 リンク機構による1自由度脚機構の製作
高等学校で物理基礎及び物理の履修選択者は、理工系や医歯薬系など様々な分野へ進みます。その中でも将来の進路として工学系を選択する生徒は多くいます。しかし、中高の教員は理学系や教育学系の出身者が多く、工学系出身で中高物理を担当している教員は少ないのが現状です。
そこで今回は、大学の工学分野において、中高物理・数学がどのように活用され、ものづくりに応用されるのかを学んでいきたいと考えます。講師は東京工業大学副学長の岩附信行先生です。岩附先生は機械工学を専攻され、ロボットの機構や制御など多岐に渡って研究されています。加えて、工学の魅力を伝えるために中高生への出張授業なども精力的に活動されています。
本研修会では、出張授業でも行っているロボット工学に基づいた「リンク機構」の工作を行います。工作では色画用紙など身近な道具で「機構」の制作ができることを体感します。各校へお持ち帰りいただき、先生方の今後の理科教育・環境教育の一助としてご活用いただける内容かと存じます。探究やSTEAM教育、教科横断型授業の視点からもよい機会になると考えますので、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
日時
令和6年7月27日(土)14:00 ~16:00 (受付開始13:30~)
会場
東京工業大学 大岡山キャンパス 石川台1号館6F 655セミナー室
講師
- 東京工業大学副学長 岩附 信行 先生
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1982年3月 東京工業大学工学部機械工学科卒業
1987年3月 東京工業大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士後期課程修了 工学博士
1987年4月 東京工業大学精密工学研究所助手
1995年4月 東京工業大学工学部助教授
1999年3月から2000年1月 米国オハイオ州立大学、スタンフォード大学にて客員研究員
2003年1月 東京工業大学大学院理工学研究科教授
2016年4月 東京工業大学工学院長・教授
2020年10月 東京工業大学国際広報担当副学長・工学院教授
この間、機械運動学(とくにロボット機構)・機械力学(特に振動と騒音)に関する教育・研究に従事
研修内容
・機構の自由度について学ぶ
・リンク機構による1自由度脚機構の試作実習
・実習と中学と高校における学びとの関連
定員
定員30名(申し込み順⇒定員になり次第締め切ります)
参加費
無料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)