受付締切
理数系教科研究会(理科・物理)「研修会」 「回るもの」を科学する
物理教育において、物理現象を実際の「実験」を通して学ぶ探究的プロセスは欠かせません。また一方「解析」「シミュレーション」の方法によって探ることもできます。まず現象を観察し、その原因を探りながら仮説を立て、解析的方法を使い、さらにシミュレーションを通して解明します。
今回は「回るもの」(眠りゴマ、逆立ゴマ、ラトルバック)について、これらの三つの方向から科学していきます。ここでのシミュレーションは、将来のAI応用をも見据えてpythonを用いて行います。pythonは無料であり、プログラムに関する情報もインターネットに豊富にありますので、どんどん活用していきたいものです。
先生方の今後の理科教育・環境教育の一助としてご活用いただける内容かと存じますので、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
日時
令和5年12月16日(土)14:00 ~16:00 (受付開始13:30~)
会場
講師
- 東京理科大学 非常勤講師 植村 禎夫 先生
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<プロフィール>
1983年 東京理科大学理学部物理学科卒業
1992年 京都大学理学博士号取得
1992年 通商産業省工業技術院電子技術総合研究所入所
2019年 国立研究開発法人産業技術総合研究所定年退職
2019年〜 同 イノベーションスクール シニアスタッフ
2021年〜 東京理科大学理学部応用物理学科 非常勤講師
研修内容
(1)コマの力学的な解説と実演、およびコマの製作
①眠りゴマ ②逆立ゴマ ③ラトルバック
(2)AIでも活用されるpythonを使ったシミュレーション体験
定員
20名(申し込み順⇒定員になり次第締め切ります)
参加費
無 料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)
申込方法
12月4日(月)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。
お願い
(1)工作しますので「ペンチ」と、「10円玉」一枚をご用意ください。
(2)ノートパソコンをご準備ください。
※pythonのインストール方法などにつきましては申込者宛にメールをお送りします。
※電源プラグ・延長コードの貸し出しはいたしませんので、あらかじめ十分に充電をしておくようお願いいたします。