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理数系教科研究会(理科・生物)「フィールドワーク」 『人間が再生した海浜に住む生き物と生息環境~自然の海浜と比べて~』
理数系教科研究会(理科・生物)では、国土交通省 国土技術政策総合研究所の秋山 吉寛 氏、東北大学大学院 生命科学研究科の柚原 剛 氏、五洋建設株式会社 土木部門 環境事業部の竹山 佳奈 氏をお招きして、下記のフィールドワークを企画いたしましたので、ご案内申し上げます。
人間活動により、都市と隣接する内湾沿岸域の生物の生息場(海浜など)は減少してしまいました。
その結果、生物の生産力は低下し、これと関連して私たち人間が沿岸域から受けられる恩恵(生態系サービス)にも近年大きな影響が出ています。
この問題に対する対策の1つに海浜の再生がありますが、再生された海浜にはどのような環境の生息場があり、そこにはどのような生き物が生活しているのでしょうか?自然の海浜と再生された海浜を実際に訪れて観察し、両者を比較しながら、再生された海浜の特性や今後の課題を見つけていきます。
先生方の今後の理科教育・環境教育の一助としてご活用いただける内容かと存じますので、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
日時
令和5年11月12日(日)9:00 ~17:00(予定)
※集合時間は9:00(出発時間9:10)です。
※当日の緊急連絡先 090-4432-2886(研究所携帯)
集合・解散場所
アルカディア市ヶ谷(私学会館) 正面玄関前(外濠側)
※案内図をご参照ください。
行程
小櫃川河口干潟(及び周辺河口干潟)
東扇島東公園かわさきの浜
大森ふるさとの浜辺公園(及び大森海苔のふるさと館)
講師
- 国土交通省 国土技術政策総合研究所 主任研究官 秋山 吉寛 氏
-
<研究分野> 水圏生物学、環境学
北海道大学 大学院地球環境科学研究科生態環境科学専攻修了 博士(地球環境科学)
2007年~2013年 北海道大学、福井市自然史博物館、
水産総合研究センター水産工学研究所、
名古屋大学、広島大学でポスドクを歴任
2013年~2018年 国土交通省 国土技術政策総合研究所 任期付き研究官
2018年~2020年 国土交通省 国土技術政策総合研究所 研究官
2020年 現職 -
東北大学大学院 生命科学研究科 水圏生態分野 学術研究員 柚原 剛 氏
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<研究分野>海洋保全生態学、海洋ベントス生態学
2000年 学習院大学 法学部 卒業
東邦大学大学院 理学研究科 博士後期課程修了 博士(理学)
2000年~2004年 獣医学専門書の出版社に勤務
2011年~2014年 東邦大学理学部非常勤講師、
静岡県立下田高等学校 理科専門支援員など勤務
2015年~現職 -
五洋建設株式会社 土木部門 環境事業部 担当部長 竹山 佳奈 氏
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<研究分野>水圏生物、海洋環境、建設環境
東京水産大学大学院水産学研究科資源育成学修了 博士(海洋科学)
2004年~2007年 五洋建設(株)技術研究所環境研究所
2007年~2019年 五洋建設(株)土木部門環境事業部
2019年~2022年 一般財団法人 漁港漁場漁村総合研究所 主任研究員(出向)
2022年 現職
定員
20名(申し込み順⇒定員になり次第締め切ります)
参加費
1,500円(昼食費、保険代)(税込)
(その他の経費は当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)
持参品
・長靴
・11月のフィールドワークに適した服装
・採集した生き物を持ち帰るアイテム(盤洲干潟は除く)
参加費のお振込み
申込時にご入力いただいたメールアドレス宛に「参加費のお支払い」等について、必要事項を記載したメールをentry@tokyoshigaku.comよりお送りいたします(10月中旬)。
申込方法
10月19日(木)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。