受付締切
理数系教科研究会(理科・生物)「実践研修会・講演会」 『カーボンニュートラルを通じて科学と社会の繋がりを考える』
※申し込み期日を過ぎたため、受付は終了しました。
近年カーボンニュートラルという言葉をよく耳にするようになりました。持続可能な社会の実現に向け、カーボンニュートラルを達成するために多くの企業が対策を講じていますが、それらは排出量に注目したものが多いように見受けられます。では、吸収量についてはどうなのでしょうか。
今回は立教大学理学部共通教育推進室(SCOLA)の古澤 輝由先生と高橋 良子先生を講師としてお招きし、樹木を測定することによって、その木が年間でどれだけ二酸化炭素を吸収しているかを測定する方法を学びます。
現場に持ち帰り、授業やクラブ活動で実践することで、身近な樹木が実際に吸収する二酸化炭素の量が分かり、その社会的価値を理解することで、生徒が樹木や環境に興味を持つ機会に繋がることでしょう。
さらに、科学技術と社会との繋がりを考える、サイエンスコミュニケーションについてご講演をいただきます。
先生方の今後の理科教育・環境教育の一助としてご活用いただける内容かと存じますので、生物専門の先生方に限らずどの教科の先生方も奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
日時
令和5年8月28日(月)10:30~15:30(昼食等の休憩時間を含む)
10:15 立教池袋中学校・高等学校4階 地学実験室 集合
会場
立教池袋中学校・高等学校4階 地学実験室
※実施案内の案内図をご参照ください
講師
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立教大学 理学部 共通教育推進室(SCOLA)
特任准教授 サイエンスコミュニケーター古澤 輝由先生
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都内私立高校で生物教師として勤めたのち青年海外協力隊としてアフリカ・マラウイ共和国に赴任。理科教師、教育アドバイザーとして活動。帰国後、日本科学未来館での科学コミュニケーター職を経て、北海道大学 科学技術コミュニケーション教育研究部門特任助教。2020年より現職。専門はサイエンスコミュニケーション、PBL学習、イグ・ノーベル賞。
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立教大学 理学部 共通教育推進室(SCOLA)
教育研究コーディネーター高橋 良子先生
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女子学院中学校高等学校卒業。博士(理学)。専門は分子細胞生物学。大学院在学中にサイエンスコミュニケーションと出会い、国立科学博物館の講座を修了(同館認定サイエンスコミュニケーター)。国立国際医療研究センターでの研究員を経て、株式会社リバネスに所属し実験教室や企業研修、研究者支援などを行う。2021年より現職。
研修内容
実践研修
樹木を計測・解析し、その社会的価値を調査する
講演
サイエンスコミュニケーションについて
定員
20名(申し込み順⇒定員になり次第締め切ります)
参加費
無 料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)
持参品
・昼食は各自でご用意ください。
※会場施設内で購入することはできません。
・スマートフォンまたはタブレット端末をお持ちください。
※写真撮影とデータ入力に使用します。
申込方法
8月18日(金)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。