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理数系教科研究会(理科・生物)「講演会」 ウミガメ類のパーソナリティ研究と適材適所を目指した保全
―申込受付は締め切りました―
この度、当研究会では表題の講演会を企画いたしましたので、ご案内申し上げます。
人には個性があり、私たちは他者の行動を観察し、様々な場面で一貫して同じような振る舞いが見られた場合にそれを「性格」として判断しています。同様にして動物の行動にも個体差があり、その行動の違いがいつでもどこでも一貫していた場合、個体の「性格」だと考えられています。
今回の講演では、ウミガメの性格研究をされている東京大学空間情報科学研究センター客員研究員 工藤宏美(くどうひろみ)先生をお招きし、ウミガメ類の生態とパーソナリティ研究、更にそこから導き出される保全手法への応用についてご紹介いただきます。
動物の行動学は、生徒の知的好奇心を非常に刺激しやすい分野です。今回教科書に掲載されていないウミガメ類を取り上げることで知見をより広げ、今後の理科教育・環境教育の一助としていただきたく企画いたしました。また、自然科学の研究が社会や環境問題とどう関わり、課題解決に生かされているのかについて知ることは、持続可能な社会を構築していく子どもたちを育む教育を実践する上で、生物専門の先生方に限らずどの教科の先生方にもご参考になるかと存じます。
校務ご繁多の折とは存じますが、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
日時
令和4年2月19日(土)15:00 ~ 17:00 (受付開始14:30~)
会場
アルカディア市ヶ谷(私学会館)会議室
https://www.arcadia-jp.org/access/
講師
- 講師 工藤 宏美 先生(東京大学 空間情報科学研究センター 客員研究員)
研修内容
「動物の性格」研究の概念や意義への理解を深め、保全手法への応用についても考える。
定員
30名
参加費
無料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)
申込方法
2月17日(木)までに以下の参加申込みフォームよりお申込みください。