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理数系教科研究会(理科・地学)「見学研修会」 断層が作り出す地形を観察する(都内巡検)

さて、このコロナ禍において本来フィールドワークが重要となる地学分野の先生方にとっても様々な活動に制約を強いられた一年あまりだったことと思います。

理数系教科研究会(地学)におきましても、昨年度はオンラインで研修を実施いたしました。

しかしこの度、昨今の感染状況の落ち着きを踏まえ、2年ぶりに野外における巡検形式の研修を企画する運びとなりましたのでご案内申しあげます。

今回は、東京にその存在を認められてきた、M7.4クラスの活断層である「立川断層」の地形学的証拠を巡ります。

ご案内くださるのは、活断層研究の第一人者である、東京都立大学の山崎 晴雄 名誉教授です。

山崎教授は、変動地形学の専門家として、日本にある数々の活断層の認定に関わってきました。

首都圏への大きな被害が予想されるこの断層の存在は、地震調査研究本部・地質調査委員会(2003)では、立川断層の北西部にある名栗断層を含めて全長33kmに及ぶと評価されています。

一方で、こう言った評価に昨今異なった見解を述べる研究者もいます。

身近な存在である「立川断層」にどのような議論が巻き起こっているのか?活断層の認定はどのような証拠に基づいて行われるものなのか?専門家とともに現地を歩き、知見を広げていきたいと思います。

年末のお忙しい時期かと思いますが、授業や防災教育に生かしていただける内容となっておりますので、地学専門の先生方に限らず他教科の先生方も、ふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。

日時

令和3年12月26日(日)10:00~16:30(集合9:50~)

集合場所

 JR南武線 「矢川駅」 改札前

 詳細は下部にございます実施案内をご覧ください。

講師

 山崎 晴雄 先生(東京都立大学名誉教授)

山﨑先生顔写真.jpg

東京都立大学名誉教授。(株)ダイヤコンサルタント顧問。1951年東京都生まれ。東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻修士課程修了。通産省工業技術院地質調査所主任研究官を経て、東京都立大学教授、首都大学東京教授を歴任。理学博士。著書に『活断層とは何か』(東京大学出版会、共著)、『第四紀学』(朝倉書店、共著)、『富士山はどうしてそこにあるのか』(NHK出版)、『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』(講談社ブルーバックス、共著)など。

行程内容

下部より実施案内をご覧ください。

定員

15名

参加費

1,500円(昼食費、保険代)

(その他の経費は当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)

申込方法

12月10日(金)までに下部の参加申込みフォームよりお申し込みください。

参加費のお振込み

◎銀行振込にて、以下の口座へ12月10日(金)までにお振込ください。なお、振込手数料はご負担ください。

 領収書は、金融機関発行の振込明細をもちまして代えさせていただきます。

◎個人の口座からお振込の場合は、振込依頼人名(名義)は、個人名ではなく学校名に変更の上、お振込ください。

◎参加取消についてはお早めにご連絡ください。

 なお、12月10日(金)以降の参加取消について、参加費のお返しは出来ませんので、あらかじめご了承ください。

 

銀行・支店名 : 三菱UFJ銀行(0005)  市ヶ谷支店(014)

口座番号 : 普通預金 0070199

口座名義 : ザイ) トウキヨウシリツチユウガクコウトウガツコウキヨウカイ

           一般財団法人東京私立中学高等学校協会

※現金書留や当日手渡し等の現金による受領は行っておりません。ご了承ください。

実施案内 


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