受付中
理数系教科研究会(理科・物理)「研修会」 「物理教育研究の活用~より良い授業づくりのために~」

私学の先生方は各校の理念に基づき、よりよい授業を目指して日々研鑽を積まれていると思います。しかし、物理の教員は学校内で相談できる同僚も少なく、「うまくいっていないが、何から変えればいいのかわからない」「経験値で何となく授業ができているが、理論的な後ろ盾がなく何かが足りない」と感じている先生方もいらっしゃるのではないかと思います。

物理は全国的にも苦手意識がある生徒が多い科目です。だからこそ、職人技のように授業を組み立てる一部の先生だけでなく、どの先生もよりよい物理の授業を実践できる理論や周囲との繋がりが必要です。そのためには「物理教育研究」という視点が欠かせません。

そこで今回は、日本物理教育学会会長の新田英雄先生を講師としてお招きしました。海外の物理教育研究の動向、日本の物理教育研究の変遷、日本が目指す授業に向けた取り組みなど幅広い知見を共有していただきます。
先生方の今後の理科教育の一助としてご活用いただける内容かと存じますので、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

日時

令和7年12月13日(土)15:30~17:30(受付開始15:00)

会場

アルカディア市ヶ谷(私学会館)会議室

講師

一般社団法人日本物理教育学会 会長 新田 英雄 先生
物理 新田先生.jpg

1987年3月 早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程(物理学及応用物理学専攻)修了(理学博士)。
1987年4月 早稲田大学理工学部助手。
1988年4月より東京学芸大学教育学部助手。助教授、教授を経て2023年4月より理科教員高度支援センター特命教授。その間、附属高等学校長、自然科学系長、大学院連合学校教育学研究科長。
2010年から2012年まで日本物理学会物理教育委員会委員長。2014年から2017年まで国際物理教育委員会委員長。2021年から日本物理教育学会会長。
2017年から2019年まで「学習指導要領等の改善に係る検討に必要な専門的作業等協力者」として学習指導要領作成に従事。
専門は放射線物理の理論的研究を経て現在は物理教育。

研修内容

・ご講演(海外の物理教育研究の動向、日本の物理教育研究の変遷、今後の展望など)

・グループで分かち合い

・質疑応答 等

定員

30名(申し込み順 ⇒ 定員になり次第締め切ります)

参加費

無料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)

申込方法

12月8日(月)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。

実施案内 


参加申込みフォーム


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