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理数系教科研究会(理科・地学)「宿泊研修会」 ジオパークとジオノスで学ぶ地質学~伊豆大島を歩いて~
この度、恒例の宿泊研修(地学)として、生きた自然教材の宝庫である、伊豆大島における巡検を企画いたしました。
伊豆大島は、現在も活動を続ける三原山や、火山活動が生み出したダイナミックな地形、黒潮の恵みによる豊かな生態系など、地球科学と生物学のテーマが凝縮された「ジオパーク」です。
本研修では、産業技術総合研究所で火山地質学・岩石学をご専門とし、伊豆大島、九重山などの噴火履歴の解明などをされてこられた川邉禎久先生を講師にお招きし、巡検を行います。
島の特徴的な地形を巡る野外実習に加え、開館後初の大規模リニューアルが行われ、今年7月に開館したばかりの「伊豆大島ミュージアム ジオノス」を訪れます。旧火山博物館から生まれ変わったジオノスでは、火山や大地の成り立ち、自然、島の暮らし、防災を包括的に学べる体験型展示が充実しており、教育現場で活用できる最新のジオ学習コンテンツを体感できます。
伊豆大島を訪れたことのない先生方はもちろん、既に行かれたことのある先生方もこの機会に、伊豆大島の大地で自然科学への理解をさらに深め、授業での話題作りや生徒とともに伊豆大島を訪れるきっかけとしていただければ幸いです。
やや専門的な内容も含みますが、防災などの観点を含め、教科横断的に活用できる研修であると考えております。理科の先生方はもちろん、中学理科をはじめ他科目の先生方のご参加もお待ちしております。
日時
令和7年12月25日(木)~27日(土) 2泊3日(船中1泊)
【集合時間】12月25日(木)21:30 出航22:00
【集合・解散場所】竹芝客船ターミナル
※詳細な集合場所と解散場所は、申し込み後、後日「実施要項」にてご案内いたします。
研修行程について
ページ下段の実施案内(PDF)にてご確認ください。
参加費用
38,000円(税込)
(参加費には往復の乗船券、宿泊・休憩費、昼食費、保険料、諸雑費などを含みます。その他の経費は当協会会員各校の拠出金と東京都私学財団からの補助金で運営されております)
※申込時にご入力いただいたメールアドレス宛に「参加費のお支払い」および「実施要項」等について、必要事項を記載したメールをentry@tokyoshigaku.comより12月初旬にお送りいたします。12/12までに連絡のない場合はお問い合わせください。
募集人員
15名(定員になり次第締め切ります)
服装・持参品
服 装:フィールドワークに適した服装・靴(軽登山を含む予定、服装は現地の気温などをご確認ください)
持参品:リュック、防寒具、帽子、軍手、野帳、雨具、常備薬、保険証、試料採取に必要な道具(例:ビニール袋・サンプル袋、ハンマーなど)等
カメラや観察道具など適宜
講師・案内人
産業技術総合研究所 地質調査総合センター 川邉 禎久(かわなべ よしひさ)先生

産業技術総合研究所 地質調査総合センター 地質情報基盤センター
地質標本館室 シニアスタッフ
専門は火山地質学、岩石学。産総研にて伊豆大島、九重山などの噴火履歴の解明や雲仙岳、有珠山、三宅島などの活火山の噴火時には緊急調査に従事。旧火山噴火予知連では活火山の認定などを担当した。現在は産総研の地質標本館シニアスタッフとして館内展示の解説、展示企画などを行っている。
宿泊先(4~5名 1室利用)
〒100-0103東京都大島町泉津字木積場3-5
申込方法
12月4日(木)までに、以下の参加申込みフォームからお申込みください。
