受付中
理数系教科研究会(理科・化学)「実験研修会」 実験を通して考える高分子化合物の指導ポイント ~水溶性高分子を用いた様々な実験~
昨今の高分子材料の発展は目覚ましく、その成果は日常生活や医療の現場などで幅広く利用されています。しかし、高校化学において、この単元は教科書の最後に設定されていることもあり、主体的で興味・関心を引き付けるような指導計画の立て方にお悩みの先生方も少なくないものと思います。
本研修では、東京農工大学の荻野賢司先生と長澤和夫先生に講師をお願いし、様々な実験の実施および説明をしていただきます。高分子化合物の構造についてより深く理解をさせ、先端的な研究について関心をもたせるための授業展開に生かしていただければと思います。
また、先生同士の情報交換の時間を設けますので、日々の高分子の指導や学習実験における課題などを共有いただき、指導方法や授業計画の検討に役立つ情報をお持ち帰りいただければ幸いです。
校務ご多用とは存じますが、奮ってのご参加をお待ちしております。
日時
令和7年3月22日(土)14:00~17:30(受付開始13:30~)
会場
東京農工大学科学博物館 本館
(小金井市中町 2-24-16 東京農工大学小金井キャンパス内)
講師・演題
- 東京農工大学工学研究院 応用化学部門 教授 荻野 賢司 先生
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1986年に東京大学工学部反応化学科卒業。博士(工学)。2005年より現職。大学院生物システム応用科学府生物機能システム科学専攻および工学部応用化学科を兼務。2020年から2023年まで繊維学会会長を務める。日本化学会の化学だいすきクラブでの活動を通して化学教育の普及と啓蒙活動に取り組んでいる。
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東京農工大学工学研究院 生命機能科学部門 教授 長澤 和夫 先生
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1988年に早稲田大学理工学部卒業。博士(工学)。2009年より現職。専門は、生理活性天然物の全合成、抗がん剤開発など。有機合成化学協会理事,日本プロセス学会理事,日本核酸学会理事等。「化学と教育」誌元編集委員。
プログラム
・実験研修会「実験を通して考える高分子化合物の指導ポイント」
・高分子分野の指導および実験授業に関する情報交換
定員
18名(申し込み順 ⇒ 定員になり次第締め切ります)
参加費
無料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)
持参品
白衣をご持参ください。
申込方法
3月5日(水)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。