受付中
プロジェクト部会エンパワーメントLABO Vol.2 「ロールプレイングを通じて―その伝え方、使っていいですか?―」

昨年度実施した「保護者対応」をテーマとした事例検討研修会では「他校の先生と悩みを共有できて安心した」「言葉の選び方一つで印象が変わると実感した」との声が寄せられ、自身の対応を見直すきっかけや、他者の視点から学ぶ機会として、それぞれに気づきを持ち帰っていただきました。

今回はその続編として、再び「保護者対応」を切り口に、立場の違いから生じるすれ違いや対話の難しさに向き合います。ロールプレイを通して実際にその場面を演じることで、言葉の選び方や受け止め方に生じるズレを体感し、そこから生まれる気づきや関係性の変化を考えていきます。
本研修会に"答え"は用意していません。ただ、他の先生の姿勢や言葉の選び方に触れることで、 「そういう伝え方があるのか」「その考え方、使ってみたい」--そんな気づきや持ち帰りたくなるヒントと出会えるはずです。

どの立場の先生にもご参加いただける研修です。自分の経験を振り返りながら、他校の先生と学び合うひとときを、ぜひご一緒ください。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

日時

令和7年6月30日(月)18:00~20:10(受付17:30~)

会場

アルカディア市ヶ谷(私学会館)会議室

アドバイザー

法政大学文学部心理学科 教授 渡辺 弥生 先生
渡辺弥生先生.jpg

専門は発達心理学、発達臨床心理学、学校心理学。筑波大学大学院博士課程で学んだ後、筑波大学、静岡大学を経て現職。ハーバード大学、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で客員研究員を経験。社会性、道徳性や感情の発達に関する研究をもとに、子どもから大人を対象に、社会情動的スキルを育むプログラムを開発し展開している。日本教育心理学会、日本学校心理学会、日本心理学会など多数の学会で理事を歴任。NHK Eテレなどのメディアにも出演している。
<主な著書>
『ソーシャル・エモーショナル・ラーニング(SEL)非認知能力を育てる教育フレームワーク』(福村出版、2022)
『中学生・高校生のためのソーシャルスキル・トレーニング スマホ時代に必要な人間関係の技術』(明治図書、2015)など
ホームページ(https://sites.google.com/site/emywata/)

内容

ロールプレイング
「保護者対応【面談】」

保護者対応の場面を想定したロールプレイングを行います。担任・学年主任・生徒・保護者の4つの立場に加え、全体を客観的に捉える観察者の役割も設け、面談場面のロールプレイ形式を行います。当日は、それぞれ異なる背景情報が記載された役割シートをお渡しいたします。ロールプレイ後には、観察者によるフィードバックや、全体での振り返りを行い「言葉の選び方」「伝え方の違い」を共有します。

定員

30名(申し込み順 ⇒ 定員になり次第締め切ります)

参加費

無料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)

申込方法

6月24日(火)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。

実施案内 


参加申込みフォーム


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