受付締切
教務運営研究会「令和6年度 宿泊研修会」 -教務の仕事の再発見と新発見-
この度、5年ぶりの宿泊研修会を企画・準備いたしましたのでここにご案内申し上げます。
2020年のコロナ感染症拡大に伴い、各校での教育活動もさまざまな制限や変更を余儀なくされました。昨年5月にコロナ感染症が5類になり、特別な対応はほぼなくなったものの、コロナ禍で変化したことに対応する「アフターコロナ」の時期を過ごしています。このように特別な状況に加え、学習指導要領改訂に伴う新教育課程の編成、大学入試改革への対応、ICT活用の推進など、教育の大きな変化への対応も求められ、教務部の先生方は膨大な業務に追われたことと存じます。
このような状況を受け、今回は「教務の仕事の再発見と新発見」というテーマで二つの視点を取り入れた研修会を企画しました。
初日は東京大学 大学総合教育研究センターの栗田佳代子先生を講師にお招きし、「ティーチング・ポートフォリオ(TP)」のワークショップを行います。実際にTP作成の振り返りのプロセスをTPチャートというワークシートに取り組んで体験していただきます。直近の教育活動を振り返りながら、建学の精神に基づいたそれぞれの先生方の教育活動の理念や目的の整理につなげていただければと考えています。
2日目には、おにざわ法律事務所の鬼澤秀昌先生より合理的配慮について法律的な観点からご講演をいただきます。4月から私立学校にも合理的配慮が義務づけられましたが、対応も手探りであるという学校が多いのではないかと推察します。合理的配慮を進めていく上で留意すべき点など、事例をもとにお話していただく予定です。学習活動の仕組みに携わる教務部の先生方に少しでも参考になれば幸いです。
この2つのセミナー以外にも、分科会を通して教務的課題について情報交換の時間を設けます。
夏期講習その他ご多忙のことと存じますが、ふるってご参加くださいますようお願いいたします。
日時
令和6年8月1日(木)~3日(土)
開会式13:30~(受付13:00より)(現地集合・現地解散)
会場
参加対象
教務にかかわる方 他
日程
講師
講座① ワークショップ <ティーチング・ポートフォリオ(TP)の講演および実践>
東京大学 大学総合教育研究センター 副センター長 栗田 佳代子 先生
講座② 講演会 <合理的配慮~法律的な観点から~>
おにざわ法律事務所 弁護士 鬼澤 秀昌 先生
分科会の議題
・探究学習の取り組み状況
・教務的なデジタル・トランスフォーメーション(DX)の導入状況(校務システムなど)
・新任教員の研修について
(・参加者より募集する議題)
定員
80名(申し込み順⇒定員になり次第締め切ります)
※参加は原則1校2名までとします。
参加費
宿泊費等〔2泊3日・5食〕(税込)
(その他の費用は当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)
・ツイン利用 53,000円(スーペリアルームクラス以上のツイン利用)
※参加者同士2名の相部屋になります
・シングル利用 64,000円(スタンダードダブル等のシングル利用)
申込方法
7月5日(金)7月8日(月)AMまでに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。
事前提出物について
7月5日(金)7月8日(月)AMまでに以下の①~③をメールでご提出ください。
事前提出物だけでは申し込みにはなりません。必ず先に参加申込をお願いいたします。
詳細は実施案内をご覧ください。
①令和6年度 中学校・高等学校「教育課程表」
②令和6年度「行事予定表」
③さしつかえなければ「学校組織図」または「校務分掌表」(個人名は必要ありません)に相当するもの