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芸術体育生活系教科研究会(美術)「講座・ワークショップ」 ~新紙幣の紹介とお札に使われる凹版印刷について~
2024年7月3日に、3種の銀行券が改刷されました。経済を動かす社会的効果への期待はもちろんのこと、そのデザインや技術にも大きな関心が寄せられました。各紙幣の肖像画が変わっただけではなく、ホログラム印刷やユニバーサルデザインなど、さまざまな仕掛けが組み込まれ、大変話題となりました。この紙幣を製造しているのが国立印刷局です。機密事項の為、講師氏名等は明かせませんが、人知れず磨かれた超絶技巧の一端に触れられる大変に貴重な機会となるでしょう。
今回の講座では、実際の紙幣製造に関わられた国立印刷局職員のチームにより、ワークショップも交えて実施いたします。美術科の切り口として、版画技法の一つである凹版印刷に焦点を当てつつ、紙幣製造に関わるさまざまなデザインについてご教授いただく予定です。紙幣は印刷物でありながら一切の複製を許さないという、極めて高度な印刷技術によって製造されています。ドライポイントやエッチングといった凹版印刷技術の究極の形といっても過言ではありません。先生方の教育活動にとって、深くて新鮮なヒントが得られることを期待しています。
また、当日は紙幣製造に関わる貴重な資料(撮影不可)も展示していただきます。なお、ワークショップの内容は製版作業(ビュラン彫刻)と印刷体験等を予定していますが、他教科の先生でも参加できる内容となっております。さまざまな社会生活に深く関わる「紙幣」についての学び、そして、紙幣の金額にそれ以上の価値を見出せるような特別な経験を一緒にいたしませんか。奮ってご参加ください。
日時
令和6年11月30日(土)14:00~16:30 (受付13:30~)
会場
内容
新紙幣の紹介とお札に使われる凹版印刷について
講師
独立行政法人 国立印刷局 工芸官
定員
20名(申し込み順 ⇒定員になり次第締め切ります)
参加費
無料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)
申込方法
本研修会は、募集定員に到達したため、申込受付を締め切りました。
11月22日(金)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。