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芸術体育生活系教科研究会(書道)「鑑賞×授業づくり研修」 三井記念美術館『国宝 熊野御幸記と藤原定家の書』-茶道具・かるた・歌仙絵とともに-

芸術体育生活系教科研究会(書道)第2回目の事業では、三井記念美術館『国宝 熊野御幸記と藤原定家の書』展での作品鑑賞を基に研修を実施いたします。

本展では、藤原定家の自筆日記『国宝 熊野御幸記』全巻が展示されます。定家の日記といえば『明月記』が有名ですが、本作は後鳥羽上皇の熊野参詣に随行した際の日記で、『明月記』の様に書き直しをしておらず、旅中に書かれた臨場感ある筆致が見どころとなっており、合わせて定家の歌切や消息も展示されます。
定家が選定した「小倉百人一首」は多くの文化的な場で引用されてきた事から、百人一首かるたも展示されます。多様な作品を鑑賞する事で古くから引き継がれてきた文化を確認する良い機会になればと存じます。

また、書道教育では漢字を中国古典、仮名を平安古典で学習するのが主となり、「漢字仮名交じり・創作」はうまく取り組めていないと感じていらっしゃる方も居られるのではないでしょうか。「定家様」の書は現代の「丸文字」に通じる親しみが感じられる書風で、創作指導にも役立つと思われます。定家の書を学んだ、戦国武将茶人の小堀遠州や大名茶人の松平不昧の書と定家の書を一度に鑑賞できる貴重な機会となるでしょう。

本研修は作品を鑑賞するだけでなく、他の参加者の意見も取り入れ今後の教育活動に活かせる内容となっております。ご多用とは存じますが、お誘い合わせの上ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。

日時

令和8年1月24日(土)14:00~16:00(受付開始13:45~)

会場

三井記念美術館

集合場所 三井記念美術館レクチャールーム

内容

・展示作品『国宝 熊野御幸記と藤原定家の書』レクチャー

・実際の鑑賞

・グループワーク<作品を活用してどの様な授業ができるかを考える>

定員

20名(申し込み順 ⇒ 定員になり次第締め切ります)

参加費

無料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)

申込方法

1月19日(月)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。

実施案内 


参加申込みフォーム


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