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芸術体育系教科研究会(書道)「スタディーツアー」 深化する文房四宝の世界

 芸術体育系教科研究会(書道)第 2 回目の事業では、書には必要不可欠の道具である「文房四宝(筆墨硯紙)」に焦点を当てた研修を企画いたしました。
 文房四宝の中には一般的に普段使われている道具ではなく、その道の歴史的名匠の手になるものや唯一無二の意匠を凝らした「文房清玩(文房古玩)」と呼ばれる名品の数々があります。
 今回は写真での解説だけでなく、現存する名品の現物も交えながら解説いただくことで、その奥深い世界に触れ、書の魅力を道具の角度から深めます。講師には、書道具一般はもちろんのこと、文房清玩への造詣が非常に深く、多くの名品を蒐集研究しておられる、「百八研齋」店主の渡邉久雄氏をお招きします。
 渡邉氏は、約 50 年に亘って書道用品店に勤務した経験を活かし、資料的価値の高い品々を所蔵し、更にそれらの紹介にも力を注がれておりますので、道具を通して書の新たな魅力を発見できることと存じます。
 校務ご多用とは存じますが、お誘い合わせの上ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。

日時

令和6年1月26日(金)18:00~20:00(受付開始 17:30~)

会場

アルカディア市ヶ谷(私学会館)会議室

講師

渡邉 久雄氏(「百八研齋」店主)
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【プロフィール】
静岡県出身。昭和 22 年生まれ。古美術商。
書道用品の老舗「宝研堂」に 50 年勤務ののち退職。
自宅近くに「百八研齋」をオープン。
趣味で収集してきた文房清玩を展示・販売している。
多くの名品を蒐集研究しており、文房清玩への造詣が非常に深い。

内容

 写真や実物を見ながら、文房清玩(文房古玩)を体験する。
端渓や歙州硯石を数種類用意し、洗硯のように石紋の違いを体感したり、文革前と後の筆の見極め方、鶏血石の真贋の見分け方などを体験したりなど、名品を見るだけでなく違いを体感し、その理由を考えていきます。

定員

20名(申し込み順 ⇒定員になり次第締め切ります)

参加費

無料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)

申込方法

1月22日(月)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。

実施案内 


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