受付中
フュージョン教育研究会「ワークショップ」 プロンプト(生成AI)の作り方を工夫して、 生徒が主体的に考える視点を見つける学び 入門編

新学習指導要領が実施されてから、学校では教科と探究を結びつける授業及び教科横断や社会課題を関係づけた授業づくりが模索されています。その背景として社会の事象と各教科の事象を結びつける「ものの見方・考え方」の重要性が認識されています。ただし、それが教師の暗黙知に留まっている可能性があり、多くの生徒に共有されていないかもしれません。
そこで、この暗黙知を言語化・可視化することにより多くの生徒に共有できる機会を見出したいと考えています。

また、「ものの見方や考え方」は普遍的なものというよりは個別性が高いため、自問自答や対話を通じて個々が見出す必要があると考えています。しかし授業内で全員が対話を通じて発見するのは時間的に困難です。
その解決策の一つとして、当研究会は生成AIを対話者とし、プロンプト開発を通じて生徒が自らの視点を見出し共有する授業をデザインする取り組みを進めています。

今後ますます生成AIの教育における活用は注目されます。私たちも、独自に生徒が教科を分断的に学ぶのではなく、相違点と共通点を見極め、自分なりに融合する「ものの見方・考え方」の視点を見出すべく、教師・生徒・生成AIによる対話を通じた実験的取り組みを進めています。これもまた生徒の学びの軸づくりの挑戦の1つだと仮説を立てています。

ぜひワークショップを通じ、いっしょにこの可能性を考えていければと期待しています。

日時

令和7年9月25日(木)18:00~20:30(受付17:30~)

会場

アルカディア市ヶ谷(私学会館)会議室

プログラム

①フュージョン教育の数学の授業の事例報告(数学の問題を解くのではありません)とWS
②フュージョン教育のIBLInquiry based Learning)の事例報告とWS
③リフレクション 小論文などの生成AIによる評価をきっかけに

講師・ファシリテーター

研究会メンバーで進行

本橋 真紀子(⑤聖学院中学校高等学校 数学科教諭)
田中 歩  (⑪工学院大学附属中学校高等学校 教頭・英語科教諭)
山口 貴史 (⑪駒沢学園女子中学校・高等学校 数学科教諭)

定員

定員(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)

参加費

20名(申し込み順 ⇒ 定員になり次第締め切ります)

ご参加にあたって

生成AIを使って授業づくりをしたり、生徒の考える視点を発掘することに関心のある先生方を主な対象としております。
本研修会は、生成AIそのものの研修ではなく、生成AIの仕組みや発展的な技術については触れません。

申込方法

9月19日(金)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。

実施案内 


参加申込みフォーム


研修情報一覧に戻る

研修カテゴリー・テーマ

一般財団法人
東京私立中学高等学校協会
東京私学教育研究所

〒102-0073
千代田区九段北4-2-25 私学会館別館4F
キャラクター