受付締切
文系教科研究会(社会・公民)「授業実践報告会(公共)」
文系教科研究会(社会・公民)では、指導上の創意工夫や授業への応用に活かしていただくため、昨年に引き続き新必修科目「公共」の「授業実践報告会」を開催いたします。
また、当日は参加者同士で報告を受けての意見交換や日頃の授業実践に関する情報交換の機会を設けることにいたしました。
校務ご多用の折とは存じますが、お誘い合わせの上、ご参加いただきたくご案内申し上げます。
日時
令和6年3月7日(木)18:00~20:00〈予定〉(意見交換・情報交換 含む)
※受付開始17:30~
会場
報告者・題目
- ① 今 陽童(法政大学中学高等学校)
「公共の扉」の実践報告―個人・社会・国家― -
今年度の1学期に実施した「公共の扉」の授業実践を報告します。「社会とは何か」「国家とは何か」といった問いを通じて個人・社会・国家の関係に切り込み、「公共的な空間」をつくる(=国家・社会に公共性を持たせる)にはどうしたらいいかを考察しました。「公共的な空間」の本質に迫る授業をみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
≪発表分類:A公共の扉≫ - ② 新嶋 聡(中央大学杉並高等学校)
「私が首長になったら?」 -
公民科目の学習では、生徒の関心は、どうしても中央政府の政治や国際問題にいきがちです。ですが、「地方自治は民主主義の学校」と言われるように、本来はもっと注目されるべき単元です。そのため、報告者は生徒たちに「自分が基礎自治体の首長になったら、何をしたいか」という問いを示し、生徒たちに解を示させた上で、地方自治の授業を行いました。本報告では、前述の問いに対する生徒のリアクションを紹介することを通して、生徒がどのような当事者意識を持っているかを共有したいと思います。
≪発表分類:B自立した主体としてよりよい社会の形成に参画する私たち≫ - ③ 久枝 昂弘(大妻多摩中学高等学校)
公共実践報告 「お喋り教員」と学習者中心授業の苦戦を通して -
「社会科の教員は得てして話し過ぎる...。」、「学習者って思考停止していない?」、「その価値判断って本当に学習者自身が吟味したもの?〈言わされていること〉と〈言いたいこと〉とにズレがない?」。自身の反省を踏まえ、トーク&パワポ授業を、如何に学習者主体の場にリノベーションするか、試した授業を共有させていただきます。教員はどんな補助線になれるのか。検討の叩き台としてお話しいたします。
≪発表分類:A公共の扉・B自立した主体としてよりよい社会の形成に参画する私たち≫
定員
60名(申し込み順 ⇒ 定員になり次第締め切ります)
参加費
無 料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)
申込方法
3月1日(金)3月4日(月)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。