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文系教科研究会(国語)「講演会」 主体的・協働的・創造的な言語活動のための 「フィールドワーク」の活用
中央教育審議会答申(平成28年12月)では、高等学校国語科の課題として「教材への依存度が高く、主体的な言語活動が軽視され、依然として講義調の伝達型授業に偏っている傾向があり、授業改善に取り組む必要がある」と示されています。また、中学高校の総合学習の時間などで、中高生が学校の外へ出て、活動や取材等をする機会も増えてきています。
そこで今回は、主体的・協働的・創造的な言語活動のための「フィールドワーク」の活用、というテーマを考えてみました。
つきましては、長年にわたり「フィールドワーク」に取り組まれている、中央大学文学部教授の新原道信先生を講師にお招きし、「フィールドワーク」(あるき・みて・きいて・しらべ・ふりかえり・かんがえ・ともにかく)とはどのような活動なのか、それをどのように言語活動に活用するか、をテーマにご講演いただきます。
本研修会へのご参加を通じ、先生方の授業改善の一助となれば幸甚の至りです。校務ご多用とは存じますが、多くの先生方のご参加をお待ちしております。
日時
令和5年11月30日(木)18:00~20:00(受付17:30~)
会場
講師
- 新原 道信 先生 中央大学文学部 教授
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【講師プロフィール】
伊豆半島に生まれ育ち、名古屋大学で哲学、東京大学で社会思想、一橋大学で社会学、イタリア・サッサリ大学でフィールドワークを学ぶ。イタリアより帰国後、千葉大学助手、横浜市立大学助教授を経て2003年より中央大学文学部教授、2017年より文学研究科委員長、2021年より文学部長。
地域社会学会、都市社会学会などで活動し、日本、イタリア、ブラジルなどでフィールドワークを行う。
「旅」「フィールドワーク」について、主に日本語とイタリア語で書き、『ホモ・モーベンス――旅する社会学』(窓社)、『境界領域への旅』(大月書店)、『旅をして、出会い、ともに考える』『"境界領域"のフィールドワーク』『うごきの場に居合わせる』『"臨場・臨床の智"の工房』(中央大学出版部)、『人間と社会のうごきをとらえるフィールドワーク入門』(ミネルヴァ書房)などの著書、その他共著、編著、論文がある。
演題
主体的・協働的・創造的な言語活動のための「フィールドワーク」の活用
定員
50名(申し込み順 ⇒定員になり次第締め切ります)
参加費
無 料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)
申込方法
11月21日(火)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。