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文系教科研究会(国語)「対話を通じた授業づくり講座」 魅力的な授業を創造する ~他校の先生と共に考える~
今年度の当研究会第3回事業では、参加いただく先生方の「対話」を重視した研修企画をご用意いたしました。教育現場はコロナ禍に突入してから間もなく3年となりますが、生徒間の「対話」が減少したことで日常から膨らみが失われ、それを取り戻すのに苦慮しているという感覚があります。その背後には、生徒だけでなく教員間の「対話」も著しく減少しているという側面があるのではないでしょうか。そこで今回は、講師をお招きする研修スタイルではなく、ある素材文を通して、先生方が学校という枠を越えて「対話」する場を企画いたしました。特定の素材文を軸に、「自分だったら、こんな授業をつくる」というアイデアを率直に交換し合ってみませんか。学校が違えば、授業に対する「当たり前」(=常識)の感覚が違います。所属校の枠組みを越え、他校の先生方とディスカッションする試みは、きっと示唆的かつ創造的な時間をもたらしてくれるはずです。
今回の研修会で取り上げる素材文は、山崎ナオコーラ氏の短編「笑顔と筋肉ロボット」(『肉体のジェンダーを笑うな』に所収、集英社より2020年11月刊)です。読み手によって読後感が全く異なり、多様な解釈を許容する作品となっています。お申込みいただいた先生方には事前にこの素材文をご案内いたしますので、お忙しい中とは思いますが、ご一読の上で研修に参加して頂きますよう、お願いいたします。
このディスカッションを通して、授業づくりに関する沢山のヒントを掴んで頂ければと思っております。今回の研修は「世代を越えた対話」もひとつの魅力だと考えております。この企画に心が動いた先生方は、奮ってご参加ください。多くの先生方のご参加をお待ちしております。
日時
令和5年3月10日(金)18:00~20:00(受付17:30~)
会場
プログラム
- 作品の読後感の共有(=「読書会」のような活動)
- 授業づくりの話し合い(=アイデアを出し合い、より魅力的な授業を考える)
- 実際の授業事例紹介
ご参加にあたって
- お申込みいただいた先生方には、素材文(PDFファイル)のダウンロードURLをご案内いたします。
- 素材文の長さは、単行本44ページ分です。1ページの字数は少なく、短時間で読むことができます。素材文は事前に一読いただくだけで結構です。
- 研修当日は、他校の先生方とグループを組めるように調整いたします。
定員
50名
担当委員
下山 大介(駒場東邦中学校・高等学校)・山田 寛治郎(香蘭女学校中等科・高等科)
参加費
無料
申込方法
3月1日(水)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。
申込完了後、素材文のダウンロードについてご案内いたします。
<お知らせ>
文系教科研究会(国語)では、令和5年度委員公募を実施しております。
研修会の企画や運営等の活動をしてくださる熱意ある先生を求めています。
委員公募案内をご参照の上、3月3日(金)までにご応募ください。
皆様のご応募を心よりお待ち申し上げております。
委員公募のご案内はこちら