受付中
文系教科研究会(国語)「講演会」 ~「先生」は何を恐れていたのか ―善意と悪意の交錯点・日本とイギリスの交錯点― ~
文系教科研究会(国語)では、早稲田大学教育・総合科学学術院教授の石原千秋先生の御講演を企画いたしました。改めて御紹介するまでもなく、石原先生は夏目漱石をはじめとする近現代文学研究の第一人者であり、また国語教育についての御研究・御著作も多数であることは周知のことと思います。
今般は、近年の御研究に即しながら、新学習指導要領における文学教材の位置づけや取り扱い方、また文学教育の今後について、石原先生の御見解を伺いたいと存じます。
校務御多用とは存じますが、多くの先生方の御参加をお待ちしております。
日時
令和7年6月19日(木)18:00~20:00(受付17:30~)
会場
講師
- 石原 千秋 先生
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1955年生まれ。早稲田大学 教育・総合科学学術院教授。専攻は日本近代文学。夏目漱石から村上春樹までテクスト分析による読解を続けつつ、国語教育への問題提起も行っている。著書に『漱石入門』(河出文庫)、『読者はどこにいるのか 読者論入門』(河出文庫)、『漱石と日本の近代』(上下・新潮選書)、『教科書の中の夏目漱石』(大修館書店)など
内容
漱石の後期三部作(『彼岸過迄』『行人』『こころ』)の男性知識人たちは何かを恐れている。定番教材である『こころ』に焦点化しつつ、「野心」と「悪意」をもって読むことで、文化の交差点だった彼らの感性の現代的意義を浮かび上がらせる試み。
定員
120名(申し込み順 ⇒ 定員になり次第締め切ります)
参加費
無料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)
申込方法
6月9日(月)までに、下記の参加申込みフォームからお申込みください。