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文系教科研究会(社会・公民)「講演会」 世代間格差・男女間格差について考える

この度、明海大学経済学部専任講師の萩原里紗先生をお迎えし、ご講演いただく運びとなりました。


萩原先生は、労働経済学を中心に研究されており、特に世代間・男女間の就学・就業について、実証分析を中心に研究されている先生です。近年、大学進学を希望する高校生が増えている一方で、進学のための奨学金の受給率も増えている状況が見受けられます。日本経済に順調な兆しが見えず、賃金が上昇していかない中で、大学の学費は大きく家計に負担を与えるものです。

ご講演いただく内容は、社会科の先生方にとって、現代社会におけるさまざまな諸問題が、世代間・男女間の就学・就業にどのような形で表れているのか、公民教育の視点で「奨学金」に焦点を当てた有意義なご講演になると思います。また、進路指導に携わっている先生方が直面している課題でもあり、参考になることかと存じます。

ご講演の後には、質疑・意見交換の時間を設ける予定です。

校務多忙の折とは存じますが、万障お繰り合わせの上、奮って参加くださいますようご案内申し上げます。

日時

2022年3月29日(火)14:00 ~16:00(受付開始13:30~)

会場

アルカディア市ヶ谷(私学会館)

講師

萩原里紗 先生(明海大学 経済学部 専任講師)
【 プロフィール 】
慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了(博士)。
男女別の就学・就業に関する分析や、結婚・出産などのライフイベントが女性の働き方や意識に与える影響など、労働市場に関する実証分析を中心に研究。専門は労働経済学、計量経済学。
日本学術振興会特別研究員DC1(2010年4月~2013年3月)、慶應義塾大学商学部助教(2013年4月~2015年3月)を経て現職。

演題

『奨学金は大学への進学、大学卒業後の収入拡大・正規雇用の促進に寄与しているのか

 ~世代間格差・男女間格差について考える~』

定員

50名

参加費

無料

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