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東京私学教育研究所「講演会」 10代の言葉
東京私学教育研究所「講演会」のご案内《運営:文系教科研究会(国語)》
「10代の言葉」
今回は、小説家の平野啓一郎氏をお招きします。
平野氏は昨年5月26日、長編小説『本心』を刊行しました。「自由死」が合法化された近未来の日本を舞台に、最新技術を使い生前そっくりの母を再生させた息子が、「自由死」を望んだ母の<本心>を探ろうとする、という非常に示唆に富んだ内容でした。ミステリー的な手法を使いながらも、「死の自己決定」「貧困」「社会の分断」といった、現代人がこれから直面するであろう課題を浮き彫りにし、愛と幸福の真実を問いかけ、平野文学の到達点ともいえる作品となりました。
今回の講演会においては、平野氏に「10代の言葉」という演題で、自由に語って頂きます。平野氏自身の体験を交えながら、10代の読書、そして国語表現について、お話をして頂く予定です。
作家の声を直接聴くことができる貴重な機会です。コロナ禍の不確定要素の強い毎日で、各学校とも校務ご多用とは存じますが、多くの先生方のご参加をお待ちしております。
日時
令和4年3月24日(木)18:00~19:30(受付開始17:30~)
会場
アルカディア市ヶ谷(私学会館)会議室 千代田区九段北4-2-25
講師
- 小説家 平野 啓一郎 氏
©ogata_photo
定員
80名(申し込み順 ⇒ 定員になり次第締め切ります)
参加費
無料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)