【研究所ブログ第57回】2025年度の研修が始まります。

2025年度が始まりました。今年も5月8日から、さっそく初任者研修「令和7年度スタートビジョン研修」が開催されます。昨年は、この初任者研修で始まったOST(オープンステージテクノロジー)ベースのワークショップが、様々な委員会でも活用されました。

そして、このような委員の先生方によるボトムアップアプローチによる研修企画デザインが広がったことにより、2024年度は、研究所の史上初めての企画を3つ行うことができました。

対話フェス.png

1つは「私学教員対話フェス」です。2つ目は、文系教科研究会「合同授業実践報告会」であり、3つ目は、理数系教科研究会「合同授業実践報告会」です。

この3つの研修の共通点は、ボトムアップアプローチの研修企画デザインになっていることです。2013年ころまでは、研修は下記の表にあるように、計画遂行型のトップダウンアプローチで組み立てられていました。

botomup.png

しかし、それ以降は、徐々に委員のメンバーのフラットでフリーでフレンドシップという3F精神が自由な発想や可能性を開く対話型のボトムアップアプローチで研修がデザインされていきました。そして、研修自体がボトムアップアプローチになってきました。

とはいえ、限られ時間で研修を作成し実施するために、トップダウンアプローチとボトムアップアプローチのバランスを取りながらデザインしています。

しかし、かなり思い切りボトムアップアプローチ型の研修にするチャレンジをしたのも事実です。多くの学校の現場では、教員主導のトップダウンアプローチ型で授業や教育活動をデザインするケースが多いでしょう。もちろん、「主体的・対話的で深い学び」や「探究」が浸透してきていますから、ボトムアップアプローチの手法も取り入れられていますが、比率はまだトップダウン型が大きいと思います。

教育研究所の研修のメリットは、学校現場で試行錯誤しづらい実験的なことをやってみることができるということです。そして、実施して、手ごたえを感じた場合、学校に持ち帰って実施してみたり、学内で共有するということも実際にあります。本ブログでも、これまで国学院及び足立学園のケースを紹介してきました。

このようなチャレンジの積み重ねの成果として、委員の先生方が各委員会を越境して協働して実施したのが3つの新しいチャレンジでした。実際、3つの研修には、多くの参加者が集まりました。勢いが半端ではありませんでした。

2025年も委員の先生方と協力して研修を創意工夫して参ります。新たな研究会も立ち上がります。ぜひ各研修にご参加いただき、東京私立学校を盛り上げていきましょう。よろしくお願いいたします。


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