【研究所ブログ第51回】事務職員の2つの絆が学校を強くする

令和7年2月27日(木)、アルカディア市ヶ谷(私学会館)で、私学経営研究会「事務職員研修会」で、「次世代教育の変化と私学事務職員の連携」セミナーを開催します。

詳しくは→https://k.tokyoshigaku.com/seminar/shigaku/management64.html

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Society5.0に向けて教育もDX化の流れが加速しています。このDX化は事務職員にとって事務の効率をアップするという点で歓迎すべき変化ですが、一方で、デバイスやアプリなどアカウント管理やセキュリティーの強化など仕事が増えてしまうという矛盾もあります。

そして、DX化は教育活動にも浸透していますから、同じような管理が出てきます。したがって、教員との連携が欠かせないのが学校現場の実情です。講師の松谷茂先生の学校は、DX先進校で有名で、成功モデルとして多方面から注目されています。しかし、それは白鳥が優雅に湖面を移動する姿そのものです。

というのも、白鳥のその優雅な姿を示すことができるのは、水面下で足をバタバタ動かしているから可能なのです。強い学校とは、この白鳥と全く同じです。いかに優雅に見えても、バックヤードでは、事務職員と教職員が奮戦しながら連携しているのです。

今回、松谷先生は、学内外と協力する探究活動の広がりが、申請書作成や契約関係などの対処をする事務職員の役割が欠かせないことなど、教員では手が回らない重要なところを事務職員がコーディネートしている現場の具体的な事例4つを紹介してくれます。

事務職員にとって、普段当たり前の仕事だと思っていることが、いかに重要な役割を果たしているか改めて気づき勇気と自信を抱く研修会になるでしょう。

そして、その後、担当部門別に分かれてグループ討議をし、より効率的な作業の仕方や道具の情報について共有します。

事務職員が教職員と密なる絆をつくり、他校との事務職員と広い視野を共有する絆をつくることにより、自分の学校ばかりか東京の私立学校全体を強くしていけます。2027年以降小学校卒業生の数が急激に減少します。2030年以降、中学校卒業生の数が急激に減少します。強い学校、強い私立学校を作り、協力して、経営の基盤を強くしていきましょう。


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