【研究所ブログ第17回】今年度も始まります。第１弾初任者「スタートビジョン研修」
今年度も５月９日（木）から、研修が始まります。第1弾は、初任者研修「令和６年度 スタートビジョン研修」です。
初任者の先生方が、緊張してあるいはワクワクしながら、まずは4月を乗り越え、連休を経てホッとしたそのとき、急に不安が高まったり、迷いが生まれることがあります。そんなとき、同じ状況の仲間と情報交換することによって、改めてスタートビジョンを確認することができます。
昨年来、初任者研修は、対話をベースに研修を進めています。実際の現場は、先輩から指導されたことが必ずしも予定調和のように流れていくわけではありません。予想もしていなかったことに直面するときもあります。
そんなとき、なぜ自分だけがと背負い込むことは世の常です。ですから、他校の初任者と情報共有することによって、自分だけではないと問題を俯瞰してみることは大切です。同じ痛みを共有することで、教員人生を支え合う仲間も見つかるでしょう。
しかし、初めての経験者だけで対話をしても、問題解決の糸口が見えない時もあります。そこで、香蘭女学校の校長鈴木弘先生が、ある時はファシリテーター、またある時はメンターよろしく相談に乗ってくれます。鈴木先生は豊かな経験をお持ちです。そして、協会役員の重責も担い、私立学校を取り巻く様々な状況を好循環させるために奔走し、実績を積み上げています。
互いにフラットに自分の困りごとを話し合える心理的安全を生み出すラウンドテーブルミーティングと次へのステップ、さらにかなたのビジョンに上昇できる心の気流を巻き起こす鈴木先生のアドバイスが設定されています。この両ベクトルを合力にして、初任者一人ひとりが、スタートビジョンと強い意志を確認し合えます。
実施案内はこちらです→https://k.tokyoshigaku.com/seminar/shoninsha/post-1948.html
