【研究所ブログ第1回】研究所ブログスタート アフターコロナの研修の様子をお届けします。

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2019年12月に、新型コロナウイルスのパンデミックが起こり、幾度も緊急事態宣言が出されました。その制約の中で、東京の私立学校は、感染症対策を万全に行いながらも、創意工夫をして教育活動を続けてきました。いちはやくオンライン教育も導入し、乗り切りましたが、宿泊の行事などはかなり制限されました。

2023年新年度に入り、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行すると、令和5年からは、各私立学校で満を持して多様な教育活動が活発に行われるようになりました。各学校の躍動感が伝わってくる一方で、先生方の宿泊合宿などが急増し、その忙しい教育指導の姿に頭が下がる日々となりました。

そして、令和5年4月からは、一般財団法人東京私立中学高等学校協会主催の各研修会も、そのような多忙な先生方の教育活動の一助となるべく活発に動き出しました。緊急事態宣言のときには、中止せざるを得なかったときもありました。オンラインで研修を行ったこともありました。宿泊研修もアクリル板を使用し、3密を避け、感染症対策を万全に施して行ったこともありました。マスク装着をして不自由な思いをしながら活動をしたのは、遠い昔のようです。

もちろん、現在もまだまだ油断はできませんが、今年はマスクを装着せずに参加する先生も多く、熱い対話が溢れました。

令和5年4月から8月までに行われた研修は、全部で15種類企画されました。そのうち宿泊研修は5つ計画されましたが、長崎で行われる予定だった理数系教科研究会(理科・地学)は、台風の影響で中止になりました。気候変動の影響を考慮し、断念せざるを得ませんでした。しかし、それ以外の研修は無事終えることができました。真摯に先生方は取り組み、また絆を深め、多くの気づきを生み出しました。

研修会のテーマやその運営方法は、毎年アップデートしています。今年も、建学の精神が時代の変化に対応できるようにするテーマが選ばれ、研修の運営も新しい方法が活用されました。これから、その研修の様子のシーンを、本ブログで紹介していきます。


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