3/15(月)実施 国語「コロナ禍の現代社会と哲学」
2021-01-28
文系教科研究会(国語)「研修会」のご案内
「コロナ禍の現代社会と哲学 ~身体性、知の民主化、責任~」
今回は、講師に東京大学大学院総合文化研究科准教授の國分功一郎先生をお迎えし、標記の演題にてご講演いただきます。
國分先生は昨年出版の『コロナ時代の哲学』において大澤真幸氏と対談し、コロナ禍における社会や人間の在り方について、様々な提言をされています。
また、大修館書店の検定教科書にも先生の文章が掲載されております。このたびのご講演では、コロナ禍で疲弊している学校現場、特に私学の国語教育
について、多くの示唆や刺激を私たちにお与えくださるものと思います。本研修は、國分先生からいただいた議題について、参加された先生方で
議論を深めた上で、國分先生からフィードバックをいただく形式を予定しております。多くの先生方のご参加をお待ちしております。
記
1.日 時
令和3年3月15日(月)17:30~19:30(ログイン受付17:15~)
2.会 場 オンライン Zoom ミーティング にて実施
3.演 題 コロナ禍の現代社会と哲学 ~身体性、知の民主化、責任~
4.講 師
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 准教授 國分 功一郎 先生
5.内 容 普段私たちが気になっていることから「身体性」「知の民主化」「責任」の3つにテーマをしぼり、哲学的な見方から國分先生にご講演をいただきます。
例えば、「身体性」についてはアガンベンのコロナ論における移動の自由の問題(詳しくは、『コロナ時代の哲学』参照)に絡め、対面することの意味や意義とは何か。
その上でコロナ禍の登校制限やリモート授業の経験から教師としてどのようなことを私たちは感じているのか。また生徒や保護者はどう感じているのか…。
他のそれぞれのテーマについても「国語」「教育」「学校」などをキーワードに、少人数でセッションを行い、全体でも共有し深めていきます。
講演だけでもなく討論だけでもなく、講師と参加者、あるいは参加者同士がお互いに話すことや聞くことを通じて、答えのないこの時代に、答えの出ない問題について
哲学的視座からエネルギーを得ながら、自分らしく考えを深めるそのような時間にし、現代社会をみつめます。
6.参 加 費
無 料(当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しております)
7.申込方法
3月8日(月)までに下記よりお申込みください。
実施案内はこちら
① 都内私立中高の教職員の方のみお申込みできます。
② 校長(研修派遣責任者)の許可をお取りになってからお申込み下さい。
参加のお申込はこちらから
8.参加方法 申し込み後、(3月9日以降)申込時にご入力いただいたアドレス宛に、Zoom登録用のURL等、本研修会参加に際して必要な事項を記載したメールをentry@tokyoshigaku.comよりお送りします。3月10日までに届かない場合はご連絡ください。
※
オンライン研修にあたってのお願いと注意事項をご確認いただきますようお願い申し上げます。
※Zoom利用が初めての場合は、当日研修で使うインターネット環境とPC等を使って、事前に接続テストを行うことをおすすめします。
テスト用URL( http://zoom.us/test )
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