11/29(金)実施 地学「講演会」 地球生命の起源:これまでとこれから

2019-09-26

理数系教科研究会(理科・地学)では今年度、東京工業大学の上野雄一郎 教授をお迎えして講演会を実施する運びとなりました。

高校地学の教科書では、初期生命に関して光合成生物誕生以前の生命活動にはほとんど記述がありません。

またその頃の地球大気に関しては「光合成生物誕生以前の地球には、酸素はほとんどなく、二酸化炭素が主体であった。」とあります。

では、初期生命はどのような環境下で、どのように誕生し、暮らしていたのでしょうか。

また、光合成生物がいなければ単純に二酸化炭素と考えて良いのでしょうか。

このような初期生命、初期地球大気に対して岩石試料の安定同位体比からアプローチされているのが上野教授です。

上野教授は硫黄の同位体比に着目し、その高精度分析から23億年以前の地層のみにみられる同位体比の特徴をつきとめ、

大気には酸素がなかった事を裏付けたばかりか、それをさらに発展させて、二酸化炭素(CO2)だけの大気ではなく、

一酸化炭素(CO)を数%含んだ大気であったという“CO-World”仮説を打ち立てられました。

このユニークな仮説から様々な地質記録を説明する研究や、COと紫外線の相互作用により生命に不可欠な有機物が合成される過程の研究などをなされています。

ご講演では地球初期生命研究に関する、先行研究のあらましや、これからの動向を中心にお話いただく予定です。

初期生命や初期地球の環境の話題は地学のみならず、他の理科教科にも関連のある話題です。

生徒たちに科学の面白さを伝えていくうえでも大変参考になる企画かと存じます。

校務ご繁多な折とは存じますが、お誘い合わせのうえご参加くださいますようご案内申し上げます。



1.日  時  令和元年11月29日(金)18:00 ~ 20:00(受付17:30~)

2.会  場  アルカディア市ヶ谷(私学会館)会議室

3.講  師  上野 雄一郎 先生 (東京工業大学 理学部 教授)

4.演  題  「地球生命の起源:これまでとこれから」

5.定  員  50名(申し込み順 ⇒ 定員になり次第締め切ります)

6.申込方法  11月25日(月)までにFAXまたは下部の申込ページにてお申込みください。

実施案内はこちらから(FAX申込書もこちらにございます)

① 都内私立中高の教職員の方のみお申込みできます。
② 校長の許可をお取りになってからお申込み下さい。
③ 研修会当日、必ず校長印の押された申込書をお持ち下さい。
お持ちではない場合は、参加をお断りする場合がございます。

Webでの参加申込はこちらから