2018-09-06
※申込受付は終了しました。
バイオテクノロジーは、医療面などだけでなく様々な場面で利用され、国民生活に役立っています。
しかしながら、例えば遺伝子組換え農作物は日本にも多く輸入され利用されていますが、具体的にどのように利用されているかは意外と知られていません。また、昨今メディア等で取り上げられ、関心を集めているゲノム編集技術についても、急激な地球環境の変化によって起きると考えられる食糧問題の解決に力を発揮する可能性がありますが、一体どんな技術なのかは詳しくご存じない方もいらっしゃるかと思います。
そこで、理数系教科研究会(理科・生物)では、下記のとおり農研機構の先生をお招きし、講演会を企画いたしました。先生方の授業に大変参考になる講演と存じますので、お誘い合わせのうえご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。
記
1.日 時 平成30年11月9日(金)18:00~20:00 (受付開始17:30)
2.会 場 アルカディア市ヶ谷(私学会館)会議室 ※裏面案内図をご参照ください
3.研修内容
【講演①】 18:00~18:45 [18:45~18:55 質疑応答]
演題: 「私たちの身近なバイオテクノロジー~農作物への利用と未来~」
講師: 農研機構 生物機能利用研究部門 上級研究員 四方 雅仁(しかた まさひと) 氏
■遺伝子組換え農作物の国内外の状況、私たちの生活を取り巻く状況と、それらがどのような形で利用されているのか、また今後どのような形で利用されていくのか。ゲノム編集技術とは、どのようなものなのか。それらについて知見を深め、考える機会といたします。
【講演②】 19:00~19:45 [19:45~19:55 質疑応答]
演題: 「遺伝子組換えカイコの研究開発と産業利用」
講師: 農研機構 生物機能利用研究部門 上級研究員 河本 夏雄(こうもと なつお) 氏
■現在ガン治療薬として、多くの場面で抗体医薬品が使われるようになってきていますが、まだ非常に高価で簡単には使えません。そのような医薬品の生産にも適している遺伝子組換えカイコを利用することで、より安価に提供されることが期待されています。こうした医薬品の生産技術を開発する最先端の研究について、ご紹介いただきます。
4.定 員 40名(申し込み順 ⇒ 定員になり次第締め切ります)
5.参 加 費 無 料 (当協会会員各校の拠出金と(公財)東京都私学財団からの補助金で運営しています)
6.申込方法 11月2日(金)までにWebもしくはFAXにてお申込みください。
実施案内・FAX申込書はこちら
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