2010-10-07
文系教科研究会(国語) 「講演会」のご案内を致します。
今回は、講師に日本文学研究者のロバート・キャンベル先生をお迎えし、「環のまわるが如く-近世から近代日本の「苦・楽」言説と表象-」との演題にて講演会を開催致します。
研究やメディアへの出演等で、大変お忙しい中、今回ご講演いただけることとなりました。きっと、先生方にとって実り多き研修会になることと存じます。
校務多忙の折とは存じますが、万障お繰り合わせの上、奮って参加下さいますようご案内申し上げます。
1.日 時 平成22年11月25日(木)午後5時30分~7時30分
2.会 場 アルカディア市ヶ谷(私学会館)
3.演 題 環のまわるが如く-近世から近代日本の「苦・楽」言説と表象-
4.講 師 東京大学大学院総合文化研究科教授(日本文学担当) ロバート・キャンベル 先生
5.募集人員 60名(定員になり次第締めきります)
6.参 加 費 無料
7.運営委員 大高 知児(中央大学附属中学校・高等学校)
◆講演者からのメッセージ 「楽あれば苦あり」という格言の通り、日本には快楽(安楽)と苦難を循環するものとして捉える思考がある。苦難のなかにも小さな「楽しみ」を見いだし、自らを勇気づける独特の知恵をつちかう一方、いいことは続かないから、明日訪れるかもしれない苦労への先回りの準備に追われるという文化的な特質をもつように思われる。人生経験を「苦」と「楽」の連環として捉える言説は、江戸から明治期の文芸と思想文献には数多く見られるが、本講演では、代表的な著作を紹介しながら、歴史文化に照らす形で「社会に生きるとはどういうことか」、という問いについて考えてみようと思っている。
詳細は、下記実施案内をご参照下さい。
実施案内はこちら
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